福岡県粕屋郡に在住のA様
上下肢の半身麻痺でご相談に来られたA様は、お仕事の出張中に宿泊先で休んでいたところを、脳出血のために意識を失い、翌朝一緒に出張に来ていた同僚がA様が部屋から出てこない、携帯電話にも出ないということでホテルの人に頼み部屋へ入ったところ発見され、救急搬送されました。
その後、意識は回復したものの身体に麻痺が残り、数ヶ月間のリハビリ入院を経て、杖を使っての歩行ができるようになりました。
それでも、以前と同じように生活を送ることや仕事をすることはとても困難な状況になりました。
その後はリハビリで通院していた先生のアドバイスを基に障害者手帳を取得されていましたが、脳出血の影響もあり、症状が段々と悪くなり、更新時に等級が上がったことから、障害年金について検討することしました。
体調面やご家族の進学や引っ越しなどもあり、定期的に通院している時期と、若干期間が空いた時期とバラバラでしたので、ご家族ともご相談し、現時点の状態で診断書を書いてもらい、書類の整理から申請サポートまで担当させて頂きました。
今回A様の場合は、出張先で救急搬送された日が初診日と認定され、事後重傷での障害基礎年金2級の受給が決定しました。
現在は、ご家族の協力もあり、ご自宅のある福岡県粕屋郡にて少しでも回復するようにリハビリに努められています。