ご相談者様の状態
近年、年齢を問わず増えている病気の一つに「うつ病」がございます。
仕事、人間関係など、様々な要因から発症するケースが増えております。また、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、リモートワーク(テレワーク)が普及した結果、仕事を進める環境変化に心身がついていかず、「うつ病」を発症される方も増えてきております。
今回、福岡佐賀障害年金サポートセンターへ来所されたご相談者(20代・女性)も、転職後すぐに新型コロナウィルス感染拡大に伴い、事業所全体がリモートワークとなり、仕事に慣れていない状況の中で一人で仕事を進める環境となり、同僚との人間関係の構築もできておらず、気軽に同僚へ仕事の相談をできずに、一人で抱え込んだ結果、落ち込みやすくなり、うつ病と診断されました。
相談に来所されたときの様子
同居しているお母さまと一緒に、福岡佐賀障害年金サポートセンターへご相談へ来られました。
お母さまが障害年金を受給した知人の話を聞いていたこともあり、多少知識もあったことから、うつ病でも障害年金受給事例があることもご存じで、仕事を休職させてでもお嬢様の治癒を優先させたいと、お嬢様を説得してのご来所でした。
お嬢様自身は責任感が強い性格のようで、せっかく転職した会社でもあったので、うつ病になったご自身を責める言葉が多くでておりましたが、求職云々は現時点で考えずに、少しでも安心して生活できる環境作りのための一つとして、障害年金申請も選択肢の一つですよ、とのご案内にご理解を示していただき、まずは医師の診断書をご提案いたしました。
医師の診断書を基に、改めて申請をするか否かを判断しましょうとの話で初回の面談は終了しました。
申請から結果まで
通院している病院で診断書を取得され、改めてご来所いただきました。
診断書を拝見したところ、医師も障害年金の申請を勧めるほどの状態だったことから、正式に障害年金の申請サポートを進める事となりました。
診断書のほかに必要な書類等のご案内や、当事務所でのサポートを経て、申請を行った結果、障害厚生年金3級の受給が認められました。
障害厚生年金3級の受給後、ご相談者様ご本人も少しばかり心に余裕が出たのか、現在は転職した会社の理解もあり、雇用形態を無理のないアルバイトへ変更してもらい、病院での治療を最優先した生活を過ごされています。
福岡佐賀障害年金サポートセンターでは、障害年金の申請に精通した社会保険労務士が、初回の相談から直接対応・サポートをしております。
まずはお気軽にご相談くださいませ。