福岡市中央区在住の女性ご本人様よりご相談を頂きました。
相談時点の約3年前に心療内科を初めて受診し、双極性感情障害と診断されてるとのことでした。
その中で、周囲の方より障害年金についてお聞きしたようで、果たして自分は障害年金が受給できるかどうか相談したいとのことでした。ご自身で運転や公共交通機関を使っての来所が難しいとのことで、当センターより社会保険労務士が直接お客様宅へご訪問させて頂きました。
お会いし話を伺う過程で、精神的な疾患と別に持病をお持ちとのことで、現在は働くのも難しく、まずは受給可能な状況か否かをしっかりと判断する為に、通院中の病院で診断書を取得することをご案内。
また、心療内科・精神科も複数受診しているとの事でしたので、初診日も明確にするために、ご本人の記憶をたどっていただき、過去に通院をした病院をすべて書き出し、診断書を取得。
その中で、初診日や通院歴、診断名などを整理致しました。
「病歴・就労状況等申立書」には発病から現在までの日常生活・就労状況、病状やできることできないことなどを、ご本人や家族からしっかりと、細かく聞き出し作成しました。
その後、作成した書類などを基に障害年金の申請を行い、無事にご本人様の希望通りの受給が認められました。
診断書の取得や、その他各種書類の準備は比較的スムーズに進みましたが、複数の病院への通院歴があり、数年前のことになるとご本人もどちらの病院を先に行ったか、という記憶があいまいな状況。
正確な初診日を把握する（整理する）のに時間を要しましたが、こうした整理を進めると、その後は比較的スムーズに申請まで行えました。
精神障害による障害年金申請の場合、複数の病院にかかられているケースがございます。
ご本人様の申請ですと、意外とこうした整理が抜けてしまう（結果として、正確な初診日ではない日を記載することになる）ケースもございます。
福岡・佐賀障害年金サポートセンターでは、障害年金申請の経験豊富な社会保険労務士が、最初のご相談からご担当させて頂き、お客様への負担を減らすべく、診断書取得や初診日の整理など、ご本人様では忘れがち、難しいケースも適切にサポートさせて頂きます。
